住機器などのメーカー商品は取引実績が増えていく場合やまとめて購入する場合には、掛率を抑えることができます。私の事務所もこれまでの実績によりずいぶんと安く仕入れる事ができました。また、大工工事、左官工事、電気工事、塗装工事等々の職人さんの工事代も長年の取引、健全な支払い等により関係が深くなったこと(協力業者会体制)で、材料共安く仕入れる事ができました。一般の工務店はそこに利益を上乗せするのが当たり前となっていますが、私の事務所では全て仕入れ原価で提供しています。見積りに不透明な部分があると、一体いくらの商品なのか、職人さんの手間代がいくらなのかが全く分かりません。私たち設計事務所は、材料や人件費に利益を乗せなくても、設計監理料と言う形で報酬を頂いているので原価で提供できるのです。これは、設計事務所が建築プロデュースという形式をとっているからできる事だと思います。
独自開発された機器を提供されているので、一般的な流通ルートではありませんが、開発コストや広告宣伝費などが機器に上乗せされますので割高になる場合が多いです。
中間マージンなど一切発生しません。
他社の見積書を見て不思議だと思うものが多々見受けられます。
・本体工事:坪単価〇〇万×〇〇坪=〇、〇〇〇万円
・確認申請費:〇〇〇円、屋外給排水工事:〇〇〇円
・オプション工事:〇〇〇円、その他工事費:〇〇〇円
合計〇、〇〇〇万円実際にかかっている費用が上記だけなら、ハウスメーカーや工務店は潰れてしまいます。
有名タレントや俳優を使ったテレビCM、モデルハウスの維持管理費、おしゃれなカタログ、役員報酬、社員の給料、保険料等々の諸経費がどこにいったのでしょう。通常工事費には、工事原価の20~40%ほどの経費が必要です。会社規模によって増減はあるにしても、経費が必要のない会社は存在しません。また、諸経費の金額がとても少なく書かれている場合もありますが、ありえない金額です。これらの事を考えると、経費は坪単価に上乗せされ、確認申請費に上乗せされ、オプション工事費に上乗せされていると思うのが自然です。しかし、そのような見積りでは、材料にいくらの物を使っているのか、大工さんや職人さんの手間代はいくらなのか家の本当の価格がいくらなのかが全くわかりません。
ゆずデザインでは、そのような不明瞭さをなくし、材料代はいくら、大工さんの人件費はいくら、会社経費はいくらとはっきり明確にしています。(設計監理、建築確認申請、工事管理、建築プロデュース、一般経費として20%~25%を頂いています。)会社運営のため利益を出すことだけに必死になっている大手メーカーやリフォーム会社ではなく、私の目の届く範囲で仕事をする事を基本に、紹介受注が中心となり結果的に無駄な広告宣伝費・経費を抑える事ができています。
会社規模が大きくなると、営業・設計・工務とそれぞれの業務ごとに担当者が変わっていきます。営業担当者の人柄が良く誠実で信頼できるから契約したのに実際に工事が始まると営業担当者が現場に来る事もなく、現場監督に引き継がれてしまった。最後まで面倒みてくれると思っていたのに…。といったケースが多く見られます。
営業担当者の言っていた事と現場監督の話が違うなんて事も必ずと言ってよいほど起こります。ゆずデザインでは、初期の打合せから完成・お引き渡しまで一貫して建築士が担当いたします。間違った引き継ぎが無く、お客様の意向がすぐに伝わるメリットがあります。
家づくりにおいて、予算組み、土地(物件)探し、買い替え、ローン借入、設計会社選び、工事会社選び、建築、登記、等々建主にとっては決める事が多すぎてどこから始めていったら良いのか分からずお困りではないでしょうか。
総予算を組まないまま先に土地や中古物件を購入したが、リフォームに回す予算が足りず理想の家ができなかった。またその逆で、こんな家を建てたいからどのくらいの予算で土地を探せば良いの?中古物件を購入する際、柱や壁を抜いて大きな間取りにしたいと思っていたが耐震診断の結果不可能で思い通りのプランができなかったなどというケースも見受けられます。ワンストップサービスならそんな失敗や時間のロスがなくタイミングよくやりとりを進めていけて安心です。